10月18日不登校、ひきこもりの支援連絡会
10月18日 不登校、ひきこもりの支援連絡会にて
この連絡会は4回目。
年に3回開催し、支援者の方々(福祉事業所、社会福祉協議会、専門職の先生方、親の会もしくは家族会の団体など)が、それぞれの立場での意見、情報などを共有する場であります。
第4回目は、17団体22名が参加されました。
内容は、当事者にお越しいただき、体験談をお話していただきました。
①不登校になった頃、何がきっかけで不登校になってしまったのか
②家から外へ出れず、ひきこもっていた頃の様子や心境
③幼少期にさかのぼり…今思えば…
④現在の心境
⑤現在の夢、将来について、やってみたいことなど
当事者は発達障害の特性のある方なので、ある程度、見通しを立てておいて、お話していただきました。
当事者の方にとっては、お話する内容をまとめているときに辛い過去がフラッシュバックしたり…それを乗り越え自身を振り返る良い機会になったとおっしゃってくださり、帰りがけにはとても清々しいお顔されてました。(*^^*)
福祉の現場に携わる方にとって、不登校の子どもとどう向き合う、どう接するのか良いのか…やはり、大人の関わりがとても大切だということ。
無理維持せず、強制せず、自然に声かけること。
学校へ行かなければならないという呪文は、本人とっても保護者にとって辛いものになる。たがら、学校に行くことに、こだわる必要はない。
教育現場に携わる専門職の方にとっては、学校の先生が時には一生懸命になりすぎて、子どもを傷つけてしまうことがある…だからこそ、子どもに寄りそう関係性を築いていくこと。
私の言葉でまとめさせていただいてます。
他にも様々な質問、意見、感想などが出ました。
当事者の方の生の声が参加者の方々の胸に響きました。とても有意義な時間となり、勉強になりました。
これからも、この連絡会をあたためながら支援の輪を広げていきたいと思います。
※この第4回目の不登校、ひきこもりの支援連絡会については、公益社団法人 大和証券福祉財団 「平成28年度(第23回)ボランティア活動助成金」により開催いたしました。
大和証券福祉財団の皆さまには、感謝申し上げております。
輪母ネットワーク
代表 吉田